風俗業界で仕事をしている女の子たちのあいだで、または風俗店を利用するお客さんたちのあいだで使われている隠語がけっこうあり、S着はその中のひとつです。風俗嬢同士、またはお客さん同士が交流する掲示板、風俗系の情報を扱うWebサイトなどで、この言葉を見かけることは珍しくありません。
この先、ソープランドやファッションヘルなどで風俗の仕事をはじめたいと思っている女の子は、S着の意味を理解してどのお店の求人に応募するか決める際の判断材料のひとつにしましょう
風俗のS着とは?

はじめに、S着が何を意味する言葉なのかを解説します。同じ意味のある言葉や、反対の意味のある言葉についても触れているので、チェックしておきましょう。
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Skin(スキン)着用の略
スキンは、ラテックス素材やポリウレタン素材でできた薄膜で、性行為での挿入時などに勃起したペニスに被せて使用するものです。別の言い方にコンドームがあり、こちらの呼び方のほうが一般には浸透しているでしょう。
風俗業界には完全S着のお店のほか、オプションでS着なしのプレイができるお店、S着なしが基本のお店があります。
S着と同じ意味があるG着
Gとはゴムのこと。たとえば、「G着フェラ」という表現の仕方を見かけた場合、これはコンドームを装着した状態のお客さんに、女の子がフェラチオをすることを意味しています。
ちなみに、風俗業界ではS着・G着と逆の意味があるNN、NSという隠語があります。これらはそれぞれ、「生・中出し」、「ノーSkin」を略した言葉です。
NN、NSについて、詳細は以下のリンク先で解説しています。
・ソープのNN・NSとは何の意味?風俗で働くなら知っておきたい用語
S着の風俗店で働くメリット
S着店で仕事をすることには、女の子の体が危険にさらされにくくなったり、仕事中に不快な思いをしにくくなったりする魅力があります。詳しく見ていきましょう。
性感染症(STD)にかかりにくい
風俗の仕事で恐怖心を持つ人が多いのは性感染症(STD)、いわゆる性病です。性感染症は感染者の精液などの体液が、性器や口などの粘膜に接触して感染、発症する病気なので、風俗の仕事は性病にかかるリスクが高いです。
しかし、S着でのプレイであれば、コンドームがガードする役割を果たしてくれるので、素股やフェラをしたときに体液が粘膜に触れて感染する心配が少なくなります。また、性感染症は女の子がお客さんに移すパターンもあるので、お客さんの中には感染を避けるためにS着店だけに通う人もいます。
S着必須のお店に通うお客さんたちは、性感染症予防を徹底している人が多いです。そのような人相手の接客では、性病のリスクはより低くなるでしょう。
望まない妊娠を招きにくい
経口避妊薬の低用量ピルを飲み、仕事をしている風俗嬢は多いですが、S着は避妊具のコンドームを着用したお客さんに対して接客することなので、妊娠しないための対策はより徹底されることになります。
風俗嬢の妊娠はいつ接客した誰が父親なのかわかりにくく、わかったとしてもお客さんが逃げるなどして責任を取ってくれず、泣き寝入りになる恐れがあるもの。S着は、仕方なくシングルマザーになる、中絶するしかなくなるリスクを抑えるのに効果的です。
プレイの抵抗感が薄まる
風俗では、好みではないお客さんを相手に接客するケースがほとんどです。恋愛感情を持っていない相手に対して、直にフェラや手コキをするのは嫌悪感があり過ぎるけれど、スキン一枚あるだけでマシになると感じる女の子は少なくありません。
また、S着によってこれまで述べてきた性感染症や妊娠のリスクが低くなることも、フェラや素股といったプレイを受け入れやすくする要素になっています。
S着の風俗店で働くデメリット・リスク

収入面の問題や性病・妊娠の予防効果の限界、厄介なお客さんの存在が、主なデメリット・リスクとして存在します。具体的には、以下の通りです。
ゴムなしのほうが稼げるケースがある
S着なしOKの女の子と、S着なしNGの女の子が混在しているお店だと、お店の客層によってはS着なしOKの女の子のほうが需要があり、高収入を得やすい場合があります。
また、オプションにS着なしがあるお店だと、S着なしNGの女の子はオプションバックを稼げません。また、S着なしが基本のお店は、採用基準が非常に厳しい超高級店であることを理由に、基本のバックなどが中級や格安のお店より高額で、効率良く稼ぎやすいことが多いです。
100%性病予防・避妊できるわけではない
S着での接客には、コンドームが破れるなどのトラブルが起こり得るので、性感染症や妊娠を完全に予防できるわけではないです。これは、低用量ピルとの組み合わせによる対策や、お店が殺菌消毒などの衛生対策を徹底していても、回避率はほぼ100%までであって、リスクが0になることはないようです。
フィニッシュに持っていきにくいお客さんがいる
S着ありとS着なしで、男性器が敏感に反応するのは後者です。とくに普段、生で性行為をするのが当たり前になっている人だと、その刺激に慣れているのでS着ありだと物足りず、射精までに時間がかかる、あるいは射精できないことがあります。
お客さんがフィニッシュするまでに時間がかかると、女の子は射精にいたるまでずっと責め続けなくてはいけません。結果、その疲労が次の接客に悪影響をおよぼすことがあります。
NS(NN)を求めてくるお客さんがいる
悪質なお客さんのなかには接客中、S着なしがNGなのにOKにするよう要求してくる人が少なくありません。気の弱い女の子はとくに、無理なお願いを受け入れないように注意が必要です。
たとえば、押し切られないようにうまく断るフレーズを用意しておく、デリヘルであればすぐに男性スタッフに連絡できるようスマホは常に近くに置いておくなど、対策を把握しておくことをおすすめします。
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S着風俗店の見分け方

S着は風俗業界の隠語なので、広く公開している求人情報などにS着と明記されていることはありません。どのお店がS着なのか知るためのポイントを、押さえておきましょう。
地域別の傾向を把握する
全国的に見た場合、S着必須のお店と、S着ありが基本コースでS着なしはオプションの位置付けになっているお店が多いです。
その中で、たとえば北の歓楽街の代表である北海道・すすきのにある風俗店は、地域の取り決めでS着が義務付けられています。なので、営業している風俗店は一部の例外がある可能性があることを除けば、すべてS着です。
これに対し、すすきの以外の風俗街として有名なエリアでは、S着なしのお店が存在します。たとえば、次のエリアを挙げることができます。
・東京吉原
・川崎南町、堀之内
・神戸福原
・岐阜金津園
・大津雄琴
・福岡中洲
・熊本中央街
エリア別の傾向を知っておくと、出稼ぎに行くときの求人探しがスムーズにできるなど、何かと役に立つでしょう。
お客さんの口コミをチェックする
風俗情報の掲示板を見てみると、お店がS着かどうかを判断するヒントが書かれていることが多いです。たとえば、「〇〇(店名)在籍の△△ちゃんと□□ちゃんはNSがOKだったよ」という投稿があれば、そのお店はS着なしNGとOKの女の子の混在店である可能性が高いでしょう。
ただし、書き込みにはS着必須のお店の信用を落とす狙いがあったり、S着なしNGの女の子への嫌がらせ目的であったりと、悪意を持つ人がデマ情報を流しているケースもあります。なので、可能であれば以下のほかの見分け方との組み合わせで、裏を取ったほうが良いです。
求人情報に衛生器具の記載がある
S着店が求人情報にS着とはっきり書かないかわりに、「衛生器具完全着用店」とか、「衛生器具100%着用店」と記載することが少なくありません。衛生器具着用=コンドーム着用なので、このような表現をしているお店であれば、簡単にS着必須のお店であることがわかります。
店舗のHPを見てみる
ネット指名や女の子の出勤状況の確認など、お客さん向けに公開されているお店の公式サイトを訪問してみましょう。S着なしがあるお店の場合、その判断材料になる次の情報が掲載されていることは珍しくありません。
・お店のロゴやページの背景のデザインに生ビールが使われている
・店名に、「生」のワードが盛り込まれている
・女の子のプロフィール欄に生ビールのアイコンや、ハートマーク、星のマークが付いている
・女の子によって名前の色が違う
これらが確認できれば、S着なしがあると見て良いでしょう。
店舗に問い合わせる
一番確実なのがこの方法ですが、勇気が要るかもしれませんね。電話・メールなどで、「ゴムありですか?」と質問してみれば、どのお店でもちゃんと答えてくれるので安心してください。
問い合わせの際に注意すべきことは、お店側の回答の仕方です。「ゴムなしはいっさいありません」と返答があればS着必須のお店ですが、「ゴムあり“でも”OKです」とか、「NGにできます」と返された場合、S着なしNGが100%のお店ではなく、オプションでS着なしがあることを意味しています。
まとめ
S着はSkin着用の略で、風俗業界における隠語です。S着必須のお店のほか、オプションでS着なしがあるお店、S着なしが基本のお店があります。
S着の有無で収入に違いが出てくることがあるほか、性感染症や妊娠のリスク、お客さんの扱いやすさに差が生じてくるので、S着なしNGにするかOKにするか、慎重に判断しましょう。
そのうえで、自分が望む働き方に合うお店を探す必要があります。求人情報に衛生器具完全着用とあるか見てみる、お店にS着なしがあるか問い合わせてみるなどして、求人に応募するお店を決めましょう。
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